宮内庁は上皇さまに心筋虚血の疑いがあるため6日、東大病院に検査入院されると発表しました。

 宮内庁によりますと、上皇さまが4月中旬に受けた定期健診の結果、心臓の筋肉に血液が十分に行き渡らない心筋虚血が疑われる所見が見られました。

 その後に再検査をしたところ、心筋虚血の可能性が高いと診断されたため、今月6日、東大病院に検査入院して精密検査を受けられます。

 上皇さまの入院は2012年に心臓の冠動脈のバイパス手術を受けた時以来になります。

 上皇さまの普段の生活にお変わりはなく、自覚症状もないということです。

 今回の検査入院を受け、今月8日から予定されていた神奈川県の葉山御用邸での滞在は延期となりました。