イスラエルとアメリカが親イラン武装組織「フーシ派」の拠点を同時に空爆しました。フーシ派がイスラエルの空港を攻撃するなどした報復とみられています。

 アメリカのニュースサイト「アクシオス」は5日、イスラエルとアメリカが連携してフーシ派の拠点であるイエメンを空爆したと報じました。

 イスラエルは西部にあるホデイダ港を6回にわたって攻撃しました。

 フーシ派の後ろ盾でもあるイランからの武器の供給源になっているためだと主張しています。

 一方、アメリカは首都サヌアに攻撃を実施したとされています。

 フーシ派が運営するメディアは、一連の連携攻撃によって少なくとも2人が死亡、42人がけがをしたとしています。

 前日には、フーシ派が発射したミサイルがテルアビブ近郊の空港に着弾してけが人が複数人出ていて、イスラエルがフーシ派とイランに報復を示唆していました。