5月5日のこどもの日に合わせて、神奈川県座間市の河川敷で畳100枚分、重さ1トンの大凧(おおだこ)を揚げるイベントが開催されました。

 座間市の伝統行事「大凧まつり」は「7間凧」と呼ばれる縦横13メートル、重さ1トンになる凧が大空を舞います。

 初日となる4日は「7間凧」揚げに挑戦しましたが風などに恵まれず断念し、5日を迎えました。

座間市 大凧保存会 新井慎吾さん 「きょうはちょうど良いですね。安全に揚げられる風速だと思います。やっぱり一生懸命作ってきた凧なので、空に揚げたいなと思ってます」

 およそ100人が風向きを見ながら、息を合わせて一斉に手綱を引きます。

観客 「大きかった!」 「楽しかった!」 「大きかった!普通の凧よりも結構でかいから、皆で協力しないと揚がらないのが協力プレーだと思う。すごい」

 無事大空に舞い上がった凧に書かれた文字は毎年公募されていて、今年は「葵陽(あおひ)」の2文字が描かれました。

 座間市には首都圏最大規模のひまわり畑があることから、明るく咲くひまわりをイメージして漢字の「向日葵」の「葵」の一文字に「陽」を組み合わせたということです。