アメリカで優れた報道に与えられるピュリツァー賞が発表され、公益部門で人工妊娠中絶の厳しい規制の実態を報じたニュースサイト、プロパブリカが選ばれました。
ピュリツァー賞の各部門の選考結果が5日に発表され、最高の栄誉とされる公益部門にプロパブリカが選出されました。
プロパブリカは人工妊娠中絶の厳しい規制がある州で医師が緊急を要する治療を遅らせ、妊婦が死亡した実態などを調査報道で明らかにしました。
アメリカの連邦最高裁は2022年に、人工妊娠中絶の憲法上の権利を否定しました。
トランプ氏が大統領1期目に最高裁の判事に保守派の3人を指名して保守派が優勢となり、当時の判断が示されました。
画像:「ピュリツァー賞」のHPから