大谷翔平選手から約26億円を盗んだなどとして有罪判決を受けた水原一平被告の刑務所への収監期限が再び延期されました。

 水原一平被告は2月、銀行詐欺などの罪で禁錮4年9カ月の量刑を言い渡されました。

 その際には3月末に刑務所へ収監される予定でしたが、直前に期限が延期され、5月12日に変更されていました。

 今月9日、アメリカ司法省は新たな書類を公開し、水原被告側の申し立てを受けて8日に審理を開いた結果、収監期限を再び延期し、6月16日の正午にしたと明らかにしました。

 これで当初の予定より収監は3カ月ほど遅れることになります。

 今回も延期の理由については明らかにされていません。

 水原被告の刑事手続きでは審理の日程など延期が相次ぎ、今回で6回目です。