ゼビオアリーナ仙台に、フィギュアスケートの国際規格に対応した通年型のアイスリンクが完成しました。7月に営業開始予定です。
ゼビオアリーナ仙台では、アイスリンクを常設するために2024年9月から大規模な改修工事を行っています。
2日からは、アリーナで氷の厚さが4センチになるまで繰り返し水をまく結氷作業が始まり、続いてあえてひびを入れて氷を硬くする氷割作業がスタートしました。
そして、8日に最後の仕上げとして初めて整氷車がアイスリンクを走りました。
鈴木暁人記者「整氷車が走った後の氷は、表面がツルツルになっています」
氷の表面を削り、その上から少量のお湯をかけることでわずかな凹凸も無い平面にすることができます。スケート靴のエッジが引っ掛かり転倒することなどを防ぎます。
アイスリンクは縦30メートル横60メートルと、フィギュアスケートの国際規格に対応した通年型の施設となります。
氷の上に断熱フロアを置くことで、これまでのようにバスケットボールの試合やコンサートも開催できます。
ゼビオアリーナ仙台小池励起館長「一般開放も検討しておりますので、多くの皆さんにスケートリンクで滑っていただけるような環境づくりにも努めていきたい」
ゼビオアリーナは改修工事の完了後、7月上旬に営業を開始する予定です。