日本のものづくりを担う高等専門学校生が開発したAI技術を、ビジネスとして評価するコンテストが行われました。
6回目を迎えたこのコンテストには過去最多の95チームが参加し、予選を勝ち抜いた10チームが本戦に臨みました。
高齢化や人手不足など社会課題の解決を目指した作品が相次いで出展され、企業投資の専門家らが、事業性や利益の見込み、海外展開の可能性などから各作品を評価しました。
今年の最優秀賞には、介護中の会話から必要な情報を記録し介護士の負担を3割減らせるとする、豊田工業高専の「ながらかいご」が選ばれました。
8月に大阪・関西万博のイベントに招待されます。
このコンテストからは過去5年間に10チーム以上が起業していて、今回も多くのチームが起業を目指しています。
主催者は、デジタル人材の育成と地方創生につなげていきたいとしています。