オリオールズの菅野智之投手(35)が、中5日で日本時間10日のエンゼルス戦に先発しました。

 チームの連敗ストップを託された菅野投手は1回、すべてスプリットで三者凡退にきって取ります。

 続く2回は、変化球で追い込んでから150キロのストレート。続く打者も150キロのストレートで空振り三振に仕留め、表情も思わず緩みます。

 その後も様々な球種で、ストライク率およそ7割と、抜群のコントロールをみせました。

 メジャー自己最長の8回のマウンドへ上がり、ワンアウトを取ったところで降板。敵地のスタンドから、温かい拍手が送られました。

 しっかりと役割を果たした菅野投手は、これでチーム最多の4勝。日本人投手最多の勝ち星に並びました。

菅野投手 「価値ある1勝だった。チームがつらい時、なかなか流れにのれない時、こういう仕事ができるのは自分自身うれしいし、そこを目標にやってきた」

(「グッド!モーニング」2025年5月11日放送分より)