消防などによりますと、14日午後0時20分ごろ、宮城県女川町の女川小中学校で、「理科室のごみ箱付近から火が出ている」と119番通報がありました。

 教職員が消火にあたり、火はすぐに消し止められました。生徒はすぐに避難したため、けが人はいませんでした。この火事で、ごみ箱や理科室の棚の一部が焼けたということです。

 出火当時、理科室は施錠されていましたが、直前には薬品を使った化学の実験をしていたということです。

 学校では、安全の確保のため、全校生徒を保護者に引き渡し、一斉下校としました。

 実験で使用した薬品が原因とみられ、警察が詳しい状況を調べています。