宮城県利府町の三陸自動車道で、落下物による交通事故を防ごうとキャンペーンが行われました。
利府町の三陸道春日パーキングエリアでは、宮城県警高速隊の隊員がちらしなどを配り、落下物への注意を呼び掛けました。
県警によりますと、三陸道の宮城県から岩手県にかけての区間では2024年度に7000件以上の落下物が確認されています。小さな物でも重大事故につながるケースがあり、4月には大阪市で落下物により減速したトラックに大型バスが追突し、6人がけがをしました。
道路交通法では運転手に積載物の落下を防止する義務があり、落下物で第三者に損害を与えた場合は拘禁刑や罰金が課せられます。 ドライバー「出発前の確認や積み荷の確認はしているが、落とした人が責任を問われるということなので気を付ける」
高速道路交通警察隊池田秀明仙台東分駐隊長「荷物の固定。シートやロープを使ってしっかり固定していただく。自分の身を守るためにも過積載は絶対にやめてほしい」
県警では落下物を見つけた際は、#9910に電話するよう呼び掛けています。