今年、世界で販売される新車の4台に1台が電気自動車やプラグインハイブリッド車になるとの見通しが明らかになりました。

 国際エネルギー機関「IEA」が今週に発表した市場予測では、EV(電気自動車)やプラグインハイブリッド車などの電動車の販売が今年、全世界で2000万台を超え、新車販売全体の4分の1以上を占めるとしています。

 この勢いを牽引(けんいん)するのは中国で、去年、世界で販売された電動車のうち、中国のシェアは3分の2に上るということです。

 最大手「BYD」のほか、新興ブランド「Zeekr」など中国車メーカーがしのぎを削り、政府の買い替え促進策も後押しになっています。

 IEAのレポートは2030年までに電動車が全世界の新車販売の40%を超えると予測しています。