アメリカ南部ケンタッキー州と中西部ミズーリ州で、竜巻などの悪天候によって少なくとも21人が死亡しました。

 アメリカメディアによりますと、16日深夜、ケンタッキー州とミズーリ州では竜巻やひょう、暴風雨などに見舞われました。

 ケンタッキー州では14人が死亡し、ベシア州知事はSNSで「犠牲者はさらに増える可能性がある」とコメントしています。

 数十人規模のけが人が出ているほか、10万軒以上が停電しているということです。

 一方、ミズーリ州でも7人の死亡が確認され、東部セントルイス市では5000軒以上の住宅が屋根が吹き飛ばされるなどの被害を受けています。

 悪天候は続いていて、この週末も中部から南部にかけて激しい嵐が発生する恐れがあるということです。