埼玉県三郷市で男子児童4人がけがをしたひき逃げ事件で、児童をはねた車を運転していたとみられる男が埼玉県内の警察署に出頭しました。

 14日午後4時すぎ、三郷市の交差点で下校中だった小学生およそ10人の列に車が突っ込み、直後に現場から立ち去りました。

 けがをした小学6年生の男子児童4人(11)のうち、1人は右足の甲に剥離(はくり)骨折の疑いがあり、3人は打撲の軽傷です。

 捜査関係者によりますと、事故から4日経った18日に車を運転していたとみられる中国籍の男と特徴が似た人物が埼玉県内の警察署に出頭しました。

 警察は、この人物が実際にひき逃げ事件にかかわったか慎重に調べています。