アメリカの南部ケンタッキー州や中西部ミズーリ州などで複数の竜巻が発生し、少なくとも27人が死亡しました。

 ニューヨークタイムズによりますと、16日から17日にかけてアメリカ中西部と南部で少なくとも26の竜巻が発生しました。

 この悪天候の影響でケンタッキー州では18人が死亡し、ベシア州知事は「犠牲者はさらに増える可能性がある」とコメントしています。

 また、24の州の道路で一部が封鎖されていて、再開までに数日かかる恐れがあるとしています。

 一方、ミズーリ州では7人、バージニア州では2人の死亡が確認されました。

 ミズーリ州東部セントルイス市では、5000軒以上の住宅が屋根が吹き飛ばされるなどの被害を受けています。

 悪天候は続いていて、この週末も中西部から南部にかけて激しい嵐が発生する恐れがあるということです。