100年に一度と言われる再開発が続く渋谷駅周辺で、新たに2つの商業施設の建設が始まります。

 起工式が行われたのは2031年度の完成を予定する渋谷スクランブルスクエアの中央棟と西棟です。

 2020年に閉館した東急百貨店東横店の跡地やJR渋谷駅の上などに建てられます。

 2棟に先駆けて2030年度には駅を中心に街の東西南北を結ぶ歩行者デッキや地上通路が設置されます。

 移動経路を立体的に整備することで利便性や回遊性を高めたいということです。

 渋谷駅の再開発は当初、2027年度の完成が予定されていました。

 しかし、計画の見直しなどでハチ公広場の整備などを含めた全体の完成は2034年度に変更されています。