東京の日本橋茅場町で仮設営業しているアンテナショップ、宮城ふるさとプラザが8月から有楽町に店舗を本設してオープンすることになりました。
宮城県の特産品などを販売する宮城ふるさとプラザは、宮城県が2005年に東京の池袋にオープンしましたが、賃料の高さなどを理由に2024年12月に閉店しました。
存続を求める声が多かったことから、運営団体の県物産振興協会がクラウドファンディングで2800万円を超える資金を集め、2025年1月からは日本橋茅場町で独自に営業を再開しました。
店舗はビルの取り壊しが決まっているため仮設店舗としての営業でしたが、協会は8月からは有楽町の東京交通会館で本設店舗をオープンすると発表しました。
新しい店舗には、物販スペースに加えテイクアウトコーナーや生産者と客が会話しながら商品を購入できるイベントスペースが設けられる予定です。
本設店舗の開店を前に、協会と県は県産品の販売促進などで協力していくため、協定を締結しました。
村井宮城県知事「双方の連携を強化していくことが宮城県の食品製造事業者の支援にもつながるという意見で一致したので、今後も持続的に取り組みを進めていくため、協会と連携協定を結んだ方がいいだろうということになりました」
今後は協力してイベントを実施し、県のホームページなどでPRするなど連携を強めていくということです。