朝、目を覚ました住民。目撃したのは迫る巨大な船でした。

隣人 「もし当たっていたら大変だったね」

 ノルウェー中部・トロンハイム近郊の湾内で22日、全長135メートルのコンテナ貨物船が座礁。船が止まったのは岸辺の住宅まで、わずか数メートルの場所でした。

隣人 「こうやって手を振ったんだよ」

 直前、異変に気付いた隣人が船に合図を送るも反応なし。岸目掛けて船が近付いてくるなか、避難するように隣人が住民男性に呼び掛けましたが…。

家の住民 「夜はいつも、ぐっすりなんです」

 結局、船は男性の自宅前で座礁。その音で目を覚ましたといいます。

 当局によりますと、事故原因は航海士の居眠り。

 この船は去年とおととしにも事故を起こしているということで、労働環境などに問題がないか調査が進められています。