仙台市の八木山動物公園で2024年12月に誕生した、双子のホッキョクグマが順調に育っています。6月2日に一般公開されます。
大友葵記者「双子の赤ちゃんは元気に動き回り、とても愛くるしい姿を見せてくれています」
2024年12月にオスのカイとメスのポーラの間に産まれた2頭の赤ちゃんには母のポーラが常に寄り添い、子育てに励んできました。
生後間も無い頃には体重はいずれも500グラム程度でしたが、生後5カ月が経ち約30キログラムにまで増えました。
ホッキョクグマの繁殖は難しく、ポーラは過去3回出産しましたがいずれも赤ちゃんのうちに死んでしまいました。2頭の成長は動物園の悲願です。
飼育員三浦史順さん「一番最初の壁が生後30日と言われているので、前回が2週間で残念な結果になってしまった。そこを超えるというのが最初の壁だった。泳ぐ練習などを乗り越えてきて、やっと皆さんにお見せできる形」
2頭のホッキョクグマの赤ちゃんの一般公開は、6月2日に始まります。
飼育員三浦史順さん「ポーラの周りを元気いっぱい走り回っている子どもたちをご覧になっていただければ」