仙台市青葉区で、親子向けのウォークラリーが行われ、参加した人たちは仙台の歴史や文化に触れながら、ウォーキングを楽しみました。

 今回で38回目となる「杜の都Kidsウォークラリー」には、小学生とその保護者、約2000人が参加しました。

 参加者は西公園をスタートし、瑞鳳殿や東北大学など5カ所のチェックポイントを巡る約6キロの道のりを歩きました。

 午前中でも気温が25度近くまで上がり、止まっていても汗のにじみ出るような暑さとなりましたが、参加者たちは帽子や日傘、こまめな水分補給などの対策をして臨んでいました。

 チェックポイントでは、それぞれの場所にまつわるクイズに答えてスタンプを集め、仙台の歴史や文化などを楽しく学んでいました。

 参加者は「結構疲れた。お母さんとしりとりしながら来た」「景色とか見ながら歩けてよかった」などと話しました。

 主催した仙台商工会議所青年部吉田昇実行委員長は「地元の未来を担う子どもたちに、地元の新たな魅力、歴史を知ってもらいたいという思いで開催している」と話しました。