6月12日の県民防災の日を前に、仙台市の若林警察署では近くの保育園児が参加した避難誘導訓練が行われました。
若林警察署が実施した訓練には、近くにある2保育園の園児が参加しました。
訓練は最大震度7の大地震が起き、大津波警報も出たとの想定で行われました。
若林警察署は海岸から約4キロで、東日本大震災では管内の荒浜地区などで甚大な津波被害がありました。
署員らは、地震で止まった想定の交差点の信号機をハイブリットカーを電源にして復旧し、近くの保育園から避難した園児を警察署に誘導しました。
園児たちは署員や保育士に連れられ、4階の武道場まで階段で避難しました。
園児「階段上って、足疲れた」
若林警察署赤木一馬警備課長「東日本大震災で管内の多くが津波の被害に遭っていますので、より訓練に力を入れて防災対策を進めていきたい」