アメリカとの6回目の関税協議を終えた赤沢経済再生担当大臣は、16日からのG7サミットを念頭に「合意に向け可能性を探った」と述べました。

赤沢経済再生担当大臣 「G7サミットに際する日米首脳間の接点の直前という重要なタイミングであります。非常に突っ込んだやり取りを行い、合意の可能性を探りました」

 協議は13日午後、ワシントンでベッセント財務長官らと合わせて2時間近く行われました。

 赤沢大臣はG7サミットでの首脳間の合意を目指して「引き続き精力的に調整する」と強調しました。

 ただ、これまで一貫してアメリカ側に主張してきた自動車を含む一連の関税の撤廃を今回の協議でも求めたかについては、明言を避けました。