香川県小豆島のシンボル・小豆島大観音。来月から大規模修繕を予定していますが、巨大な観音さまの塗装を行うのは、なんと副住職です。

小豆島大観音 森本泰裕副住職 「やっぱり自ら塗らせていただいて、守っていきたいなと思って」

 近年、観音像の修繕費を捻出できず、解体を余儀なくされるケースが相次いでいます。

 しかし、足場を組まずにロープを使う工法を採用すると、コストを3分の1から5分の1程度に抑えることができるということで、今回の修繕に踏み切りました。

 自らも修繕に加わる副住職はこう話します。

「ずっと塗り替えはしたかったんですけど、足場を組むだけで大きな金額になる。足場を組まずにロープで塗り替えをする、すごく良心的というか、私たちの救世主というか助けていただいている」

(「グッド!モーニング」2025年6月17日放送分より)