イスラエルとイランの攻撃の応酬が激しさを増すなか、林官房長官はイランにいる日本人の国外退避について検討を進めていると明らかにしました。
林官房長官 「国外への退避手段につきましても現在、様々な選択肢につきまして検討を進めているところでございます。政府としては引き続き在留邦人の保護に万全を期して参ります」
林長官はまた、16日夜、イスラエルがイランの首都テヘランを攻撃した際には現地の日本人に対して安全な場所への避難支援を行ったと説明しました。
現時点で日本人への被害情報はないということです。
イスラエル、イラン双方の攻撃が続くなか、イランでは空港の閉鎖が続いていて、政府関係者によりますと、日本人が国外退避を希望する場合は政府が車両を手配し、陸路で輸送することを検討しています。