連日大盛況で既に800万人ほどが来場している大阪・関西万博は、東北絆まつりだけではなく宮城県にまつわるものがあります。
大阪市夢洲で開催されている大阪・関西万博のシンボルは。
井口亜美アナウンサー「有名な大屋根リングですね。大きさもすごくて大迫力ですが、全て木でできているので、どこか安心感もありますね」
日本の伝統的な工法に現代の最新技術を加えて建てられた大屋根リングは、世界最大の木造建築としてギネス世界記録に認定されています。
井口亜美アナウンサー「大屋根リングの上まで上がって来ました。世界中の文化や芸術、最先端の技術が集まるこの場所で、宮城県にまつわるものがあるそうなんです」
まずやって来たのは、スペインパビリオンです。海と太陽をあしらった外観でスペインの地理、文化、人生観を表しています。
スペインパビリオンを案内してくれる高橋純子さんです。
高橋純子さん「海に関わる私たちの歴史ですとか日本とスペインの関係、文化ですとか色々なことを没入体験の形で展示しております」
井口亜美アナウンサー「見たことがある船がありますね。これは石巻の船ですよね」
高橋純子さん「そうです。サン・ファン・バウティスタ号です。今回は黒潮をテーマにしておりまして、黒潮に関係して日本とスペインの関係ができたところから、サン・ファン・バウティスタ号も重要な役割を担ったということで、展示しております」
江戸時代初期、スペインやローマに向かう慶長遣欧使節を乗せて石巻を出発、当時スペイン領だったメキシコまで航海した船です。 船の模型の隣には、実際の航路が描かれています。
井口亜美アナウンサー「すごいですね。こんなに昔からスペインと宮城県って関わりがあったんですね」
井口亜美アナウンサー「続いてドイツ館に着きました。『わ!ドイツ』と書いてありますね。丸みのある建物もかわいいです」
ドイツパビリオンのタイトルは「わ!ドイツ」。循環の「環」調和の「和」感嘆の「わ!」3つの意味が込められています。
井口亜美アナウンサー「食品や自転車など様々なものが回転している展示があります。資源を持続的に使って、循環型経済を目指すことを伝えています。
そして、大阪・関西万博の会場警備は宮城県の東洋ワークセキュリティが担当しています。
東洋ワークセキュリティ万博PJリーダー冨田大介さん「皆さんが安心して大阪・関西万博を楽しんでいただけますように、我々も全力で警備の面からサポートさせていただいてます」
すっかり日も沈み大満喫の1日でしたが、1000機以上のドローンが織りなす光の演出が毎晩行われています。
井口亜美アナウンサー「1つ1つの動きは繊細なのに作り出される光のアートは壮大で、感動しました。万博、大満足です」
万博を見たいという方のために、万博協会にポイントを聞いてきました。
会期は10月13日までですが、終盤になるほど混雑が予想されます。お勧めはこれから夏休みにかけてです。時間帯では夜が良いとのことです。
午後5時時以降入場できる夜間券は、1日券の半額以下で、お得、暑さ対策、比較的すいているとたくさんメリットがあります。
子どもの自由研究にぴったりとの声もありました。是非参考にして下さい。