東北新幹線は栃木県で回送列車が自走できないトラブルがあり、東京と仙台の間の上下線で約5時間半にわたり運転を見合わせました。

 JR東日本によりますと、東北新幹線は17日午前11時20分ごろ、栃木県の宇都宮駅と那須塩原駅の間で回送列車が加速できなくなり、停車させて車両を点検しました。

 この影響で東北新幹線は東京駅と仙台駅の間の上下線で、一時運転を見合わせました。 当時khbのスタッフも新幹線に乗り合わせていました。

 車内アナウンス「この列車は那須塩原駅にて運転を見合わせています」

 上野比呂企アナウンサー「改札の方に向かう乗客、困惑する様子も見られます」

 JR仙台駅でも、突然の運転見合わせに戸惑う人たちの姿が見られました。

 川村彩音記者「JR仙台駅の新幹線改札の窓口には、チケットの払い戻しなどで行列ができています」

 会社員「午後1時台に乗る予定だったんですけど、厳しいので考えます」

 観光客「帰る予定だったんですけど難しそうなので、帰るめどが立っていればホテルを考えなくていいなと思うんですけど」

 東北新幹線は午後5時すぎに運転を再開しましたが、JR仙台駅では新幹線のチケットを求める人たちで混雑も見られました。