17日の宮城県は各地で30℃を超える真夏日となり、今季一番の暑さとなりました。この暑さで21人が熱中症の疑いで搬送されています。
広く高気圧に覆われた他、乾いた西風が吹き下りるフェーン現象によって、17日の宮城県は各地で気温が上がりました。
最高気温は蔵王と仙台で34.7℃、塩釜34.4℃など19観測地点のうち18地点で今季最高を記録しました。
小室翔太アナウンサー「午後2時前の仙台駅東口です。手元の温度計は35℃を超えました。日差しがジリジリと照りつける厳しい暑さです」
仙台市宮城野区の榴岡公園では、涼を求める子どもたちが噴水で水遊びを楽しんでいました。
亘理町の海岸では、真夏の日差しを満喫するサーファーの姿が。
サーファー「暑くてね逆にウェットスーツを着ていると、すごい暑いですね。裸でやりたいくらいですね。水は必ず持って来てますね。ちょくちょく飲むようにはしてます」
消防によりますと、宮城県では午後5時半までに21人が熱中症の疑いで搬送されています。
この暑さは19日まで続く見込みです。小まめな水分補給や適切なエアコンの使用など、熱中症への万全な対策を心掛けてください。
このような暑さで是非活用したいのが、クーリングシェルターです。仙台市では137施設がクーリングシェルターとして開放されています。
鈴木暁人記者「せんだいメディアテークはクーリングシェルターに指定されていて、中は冷房が効いてとても涼しいです」
クーリングシェルターは9月末までの期間、誰でも自由に涼んで休むことができる仙台市が指定した施設です。
市役所や区役所などの公共施設や民間の商業施設など、137施設が指定されています。
市民「まだ慣れてないのでだるいみたいな感じで。すごく涼しくいのでちょっとここでご飯食べて絵本借りて帰ろうかなと思ってました」
せんだいメディアテーク丹野和明さん「1階と7階にフリースペースがございますので、是非立ち寄っていただいて体を休めていただければと思います」
対象の施設は、入り口などに掲示されたポスターや仙台市のホームページでも確認できます。
18日からkhb東日本放送も、太白区あすと長町の本社1階エントランスがクーリングシェルターの指定施設となります。
平日の午前9時半から午後6時までの開放です。暑い日はkhbで休憩して、体調を整えてください。