宮城県柴田町の初夏を彩る紫陽花まつりが始まり、色とりどりの花々が訪れた人たちを楽しませています。

 柴田町の船岡城址公園では、20年ほど前から住民が植えてきた30種類以上5000株のアジサイが彩りを添えています。

 上野比呂企アナウンサー「園全体では3分咲きということなんですが、アジサイ谷のアジサイはちょうど今見頃を迎えています。山間をバックに青を中心としたアジサイの景色は、見ていて本当に涼しい気持ちになります」

 春先の気温が高く雨の量も十分だったことなどから、例年より10日ほど早く咲き始めました。

 「毎年のようにいっぱい咲いててきれいです。どこを歩いていてもきれいなので時間を忘れます」

 紫陽花まつりの期間中、園内には色とりどりの傘が50本設置されていて、太陽の光を浴びて鮮やかさを増した傘の色と青空とのコントラストが写真映えすると人気です。

 また、山頂付近には色鮮やかなアジサイを浮かべた花手水がお目見えし、花々が水面に揺らぐ涼しげな様子を楽しむことができます。

 アジサイの見頃は6月下旬から7月上旬にかけて続き、期間中は1万5000人の来場を見込んでいます。