皇居で開かれた茶会で愛子さまと佳子さまが俳優の橋爪功さんや倍賞千恵子さんらと懇談されました。

 天皇皇后両陛下は24日、優れた功績を挙げ、日本芸術院賞を贈られた受賞者や日本芸術院の新たな会員を皇居に招き、茶会を開かれました。

 愛子さまと佳子さまが最初に同じテーブルを囲んだのは、演劇分野の新会員で俳優の橋爪功さんや演出家の野田秀樹さん、映画分野の新会員で俳優の倍賞千恵子さんや、「機動戦士ガンダム」を手掛けたアニメーション映画監督の富野由悠季さんらでした。

 愛子さまは冒頭、「新会員に選ばれたことを心よりおよろこび申し上げます」とあいさつされました。

 ブラジルなどを訪問した佳子さまに対して、橋爪さんが「あちこち行かれて大変ですね」と声を掛ける一幕もありました。

 茶会に先立ち天皇陛下は東京・上野で授賞式に出席しました。

 恩賜賞も受賞した彫刻家との懇談では、作品を見ながら「作るのにどれぐらい時間がかかったのですか」などと熱心に質問されていました。