ベガルタ仙台は28日にジュビロ磐田と対戦、6月に加入したばかりの小林心が終了間際にゴールを決めて劇的な勝利を飾り、2位に浮上しました。

 4位ベガルタは、勝ち点差2で6位につける磐田との対戦。前半終了間際に大きなピンチがありましたが、キーパー林の好セーブでしのぐと、後半もホームの磐田に再三、攻め込まれますが林を中心に守ります。

 すると後半アディショナルタイム、鎌田のフリーキックを途中出場の中田が落として、最後は小林。6月にベガルタに加入したばかりのフォワード小林が劇的な移籍後初ゴール。負ければ順位が入れ替わる6位磐田との直接対決で大きな勝利、貴重な勝ち点3をつかみました。

 小林心「最高です。僕のストロングポイントは泥臭いゴールでもある。来そうだなと意識しながらポジショニングを取っていた結果、あのゴールにつながった」

 森山佳郎監督「ほぼ押し込まれる展開で良く耐えた。集中力を持って耐えたことが勝因。本当に戦った中で最後にご褒美があった。それ以外にない、良く頑張った」

 この勝利でベガルタは、7試合ぶりにJ1自動昇格圏内の2位に浮上しています。

【28日】磐田0−1仙台@ヤマハスタジアム(静岡・磐田市)