宮城県は1日、今シーズン4回目の水稲生育調査を行いました。気温が高く天気の良い日が続いていることから、稲は順調に生育しているということです。
水稲生育調査は宮城県28カ所の水田で行われ、今シーズン4回目となります。
このうち大崎市田尻にある、5月3日に田植えをしたひとめぼれの水田では草丈や葉の数などを調べました。
調査の結果、草丈が65.5センチ、葉の数が9.9枚、1平方メートル当たりの茎の数が642.1本といずれも平年の値を上回っています。
6月中旬から猛暑が続いているものの、今のところ影響は無く稲は順調に育っているということです。
美里農業改良普及センター酒井球絵技術主任主査「暑さによって稲も消耗しますので、葉の色が薄くなってくるようでしたら追肥など適切に行っていただければなと思います」 1週間後には茎の中に穂ができ、最も水が必要となる時期を迎えるため、県は適切な水管理をしてほしいと呼び掛けています。