国賓としてモンゴルを訪れている天皇陛下が、現地の歴史や文化を紹介する博物館を訪問されました。

 6日からモンゴルを訪れている天皇陛下は、7日午前10時ごろ、首都のウランバートルで古代から20世紀初頭までの歴史や文化を紹介する「チンギス・ハーン国立博物館」を訪問されました。

 陛下は、昔の宮殿に使われた瓦や、モンゴル語が書かれた最古の碑文などをご覧になりました。

 館長から日本の研究者も調査に関わっていたことなどについて説明を受けると「日本の協力が入っているんですね」などと述べられました。

 陛下は午後に給水施設や貯水施設を視察されます。

 8日には皇后さまと歓迎式典や晩餐(ばんさん)会などに臨まれる予定で、お二人そろっての外国訪問は、去年6月のイギリス以来です。