7日昼ごろ、宮城県栗原市の飛行場で、小型機がオーバーランした事故で、国の運輸安全委員会は「重大インシデント」と認定し、航空事故調査官を派遣して調査することを決めました。

 警察と消防によりますと、7日午前11時50分ごろ、宮城県栗原市の瀬峰飛行場で、小型機に乗っていた女性から「小型機がオーバーランして崖から転落しそうになっている」と消防に通報がありました。

 駆け付けた消防によって、小型機から70代の男性と30代の女性の合わせて2人が救助されましたが、いずれも外傷は無いということです。

 国の運輸安全委員会は、この事故を「重大インシデント」と認定し、航空事故調査官3人を派遣して調査することを決めました。

 瀬峰飛行場では、2024年10月にも小型機がオーバーランして、崖下に転落する事故が起きています。