東北電力は2025年度第1四半期の決算について前年に比べ売上、利益いずれも減少し2年連続の減収減益になったと発表しました。
東北電力によりますと4月から6月までの第1四半期の決算は、売上高が5353億円で前の年に比べ12.9%の減少となりました。
経常利益については女川原発2号機の再稼働などはあったものの、他の電力会社との競争激化などで、前年に比べ36.1%減少の576億円となりました。
東北電力石山一弘社長「まずは2025年度において1900億円の経常利益などを確保することで、着実に自己資本を積み上げ財務基盤の早期回復に取り組んでまいります」
第1四半期は2年連続の減収減益となりましたが、4月に公表した業績予想については修正しない方針です。
また、カムチャツカ半島付近の地震に伴う津波によって、30日午後1時37分に女川原発構内で60センチの潮位変動がありましたが、女川原発2号機の運転に影響は無いということです。