台風の影響について佐藤圭一気象予報士の解説です。

 (佐藤圭一気象予報士解説)  この時間、台風9号は三陸沖を北上していまして、台風本体の雨雲は海の上です。

 ただ、台風から湿った空気が送り込まれている影響で関東甲信から東北にかけて活発な雷雨がかかっています。

 一部で警報も発表されています。

 あと3~4時間は局地的な大雨に警戒してください。

 そして、3日また関東沖に新たな台風が近付く見込みです。

 今、日本の南にある熱帯低気圧がまもなく台風になります。

 進路は関東沖、伊豆諸島付近に近付いて三陸沖に進むような予想になっています。

 (Q.きょうの台風とコースは似ていますね?)  若干本州より遠くを通る予想ではありますが、沿岸部は波が高くなるので海での事故は要注意です。

 台風の影響は、限定的ではあるので全国的に見ると晴れる所は多くなりそうです。

 (Q.広く晴れるということは猛暑は続きそうですか?)  猛暑が続いてしまいそうで、3日も西日本で40℃予想が出ています。

 2日まで4日連続で国内で40℃以上出ていて、3日に出ると5日連続、統計史上初めてです。

 記録的な暑さですが来週前半まで続きそうです。警戒してください。