三井住友フィナンシャルグループは自社の中島社長の発言などを学習した「AI-CEO」を開発し、全国の三井住友銀行の行員に提供を始めました。

 三井住友フィナンシャルグループは業務へのAI(人工知能)導入に力を入れています。

 その一環として、中島社長に似せたAI-CEOを開発し、先月から全国の行員に提供しました。

 過去の発言を学習しているため、チャットで仕事の相談などをすると中島社長らしい答えがもらえます。

 経営者の考え方などを学ぶことで取引先の経営者により良い提案をして営業力の向上につながったり、AIを活用する仕事の進め方が定着することなどを期待しているとしています。

 今後は社長に続いて「AI上司」の開発を進めたいということです。