牡鹿半島唯一の病院、宮城県の石巻市立牡鹿病院が、病床数を減らし「診療所」に移行する方針を明らかにしました。
牡鹿病院では高齢化などを背景に利用者が減り、去年の1日当たりの平均入院患者数は7.4人と2012年の約半分となっていました。
このため、石巻市は病床数を現在の25から15に減らす考えです。
20床を下回るため、医療法上の区分は「診療所」となりますが、内科、外科、歯科の診療科目や救急態勢は維持するとしています。
利用者「以前と変わらないような対応をしてくれるということで、本当に安心しております」
「診療所」へは、来年4月に移行する予定です。