宮城県石巻市の牡鹿病院で、7月から始まるオンライン診療のデモンストレーションが行われました。
石巻市立牡鹿病院は牡鹿半島唯一の病院で、患者の利便性向上と負担軽減を図るため、自宅にいながらスマートフォンを使って受診できるオンライン診療を7月1日から実施する予定です。
この日はデモンストレーションが行われ、石巻市役所にいる齋藤正美市長を患者役に病院長が画面を通して診察しました。
オンライン診療の対象となるのは、糖尿病や高血圧など比較的症状の安定した患者です。現在は毎月病院に通っていますが、3カ月に1度の通院で済むようになります。
石巻市立牡鹿病院阿部康二病院長「高齢で足腰が弱いとか家族がなかなか連れてくるの大変だっていうことになりますと、是非ご活用ご利用いただければと思います」
病院によりますと、現在のところ5人の患者がオンライン診療を希望しているということです。