夏の甲子園、仙台育英は14日に2回戦で島根代表の開星と対戦します。

 選手たちは「役割を全うしチームに貢献したい」と勝利への意欲は十分です。

 中野玲那記者「報道陣が待機しているこちらの場所は、選手たちが練習している球場から300メートル以上離れているのですが、時折選手たちの元気な声や打球の音が聞こえてきます」

 試合を14日に控えた13日の練習は非公開で行われました。

 須江航監督「守備と走塁に時間を割いて、最後は状態が上がっている選手の確認のためバッティングをしました」

 対戦する島根代表の開星は延長10回サヨナラ勝ちで宮崎商業を降し2回戦進出を決めています。須江監督もその力を認めています。

 須江航監督「勢いというよりかはきっちりと守備に攻撃にやってくるチーム」

 1回戦に快勝した仙台育英は、2回戦に向けてバッティングなどの個人練習で、自分と向き合うことに時間を割き順調に調整を続けてきました。

 今週は緩急を上手く使う開星の右投手陣を想定した打撃練習も行いました。

 ここでは、2年生の今野琉成君をはじめ1回戦に出場していない選手も快音を響かせ好調をアピールしました。

 今野琉成選手(2年)「いつどこで出るかわかんないですけれども、しっかり役割を全うしてチームに貢献していきたいと思います」

 また、エース吉川陽大君はもちろん5人の投手陣も自らの登板に向けて準備に余念がありません。

 キャッチャー川尻結大君は一人一人の持ち味を生かそうと燃えています。

 川尻結大捕手(3年)「ピッチャー陣一人一人がしっかりとした役割をやっていけば問題ないと思います。フォアボールとかデッドボールとかそういう自滅っていうのが一番駄目だと思うのでそういうところがないようにしっかりやっていけたらいいなと思います」 

 須江航監督「自分たちがしっかりとした守備と走塁ができれば拮抗した展開になると思うので、そういう展開に持ち込めたら十分勝機があるかなと思います」

 仙台育英の2回戦、島根代表・開星高校との試合は14日の第1試合、午前8時プレーボールです。