ヒト型ロボットによる大規模なスポーツイベントが北京で開幕しました。日本を含む16カ国が参加しています。

 北京で14日に開幕したのは「世界ヒト型ロボット運動会」です。

 この運動会には中国や日本、アメリカなど16の国から約280チームが参加しています。

 500台を超えるヒト型ロボットが陸上やサッカー、ボクシングなど26の競技に挑戦するということです。

 アメリカの金融機関は、中国のロボット市場の規模が2028年までに約16兆円に達すると試算しています。

 中国当局はこうしたイベントを定期的に開催するなど、国を挙げてAI・ロボット産業の育成に力を入れています。