県立高校の今後の在り方を検討する審議会が開かれ、多様な学びのニーズに対応した学校を整備する方針などについて議論しました。
審議会は宮城県内の教育関係者で構成され、2026年度から2039年度までの県立高校の構想について4つの専門部会で検討を進めています。
8月1日に示された骨子案には、2027年度に宮城広瀬高校の敷地内に開校する予定のidealスクールをほかの地域でも検討することなどが盛り込まれました。
idealスクールは、生徒一人一人の生活や学習スタイルに応じて柔軟に学ぶことができる新たなタイプの学校です。
このほか、難関大学の進学に対応した拠点校を各地域に設置することや、大学や民間と連携し、先端技術についての学びを充実させた科学技術高校の設置なども盛り込まれました。
審議会では2025年11月に中間案を取りまとめ、2026年2月に県教委に答申を行うということです。