フィリピンの首都マニラの路上で、日本人2人が拳銃で撃たれ、死亡しました。現場近くのカメラが犯行の一部始終をとらえていました。 ■現場カメラに犯行の一部始終

音はなく、粗い画質の防犯カメラ映像が残されていました。これは日本人2人が銃撃された瞬間の映像です。 マニラ市の繁華街として知られるマルバー通り、日本人も多く訪れます。 おととい15日、午後10時過ぎ、白のタクシーが画面に現れます。数人が次々と降りてくるような様子が確認できますが、そのわずか数秒後…周りにいた人々は急に走って逃げていきます。 その場所に残ったのはバイクに乗り、黒いマスクをしているかのような一人の人物。映像を確認すると、その10秒後には全身黒ずくめの何者かを後ろに乗せ、2人乗りで走り去っていきました。 この2人が、日本人2人を銃撃した容疑者とみられ、マニラ警察が行方を追っています。 マニラでは日本人などを狙ったとみられる拳銃を使った強盗事件が相次いでいて、日本大使館は、現地に住む日本人や旅行者らに対し、夜間の徒歩での移動を控えるよう注意を呼びかけています。 8月17日『有働Times』より