17日、札幌市の公園でクマの目撃情報が相次ぎ、公園が閉鎖されました。また、江差町ではスイカなどが食い荒らされる被害があり、警察が警戒を呼び掛けています。
午前、札幌市豊平区の西岡公園の管理人から「クマの目撃情報があった」と通報がありました。
警察によりますと、公園内で複数人がクマを目撃したほか、獣とみられる鳴き声を聞いた女性もいたということです。
このため、札幌市はこの公園を閉鎖し、キャンプ場の利用者も帰らせました。
また、江差町では家庭菜園のスイカおよそ10個、トウモロコシおよそ35本などが食い荒らされました。
近くにクマのものとみられる糞があったことから、クマによる食害とみられています。
被害に遭った住民 「クマが来るような所じゃないと思っているので初めてですね。クマはちょっとおっかない」 「ショック。やられた以上は仕方ない」
北海道は、江差町全域にヒグマ注意報を発表して警戒を呼び掛けています。