東北電力は、女川原発2号機で計測機器の不具合があり交換作業のため原子炉を一時停止すると発表しました。2024年12月の営業運転再開後、原子炉の停止は初めてです。
女川原発2号機では。5月から6月に格納容器と圧力抑制室の水素の濃度を測る機器のうち2つで、異常な数値が出る不具合が起きていました。
残る2つの機器は正常で、原子炉は運転を続けていました。
19日の会見で、東北電力は4つの機器を新しく交換するため21日から原子炉を停止すると説明しました。
作業は10日ほどかかり、終了後に原子炉を起動する見込みです。
原発停止中は火力発電を増やして供給力を確保しますが、燃料費などで30億円程度のコスト増になるということです。