宮城県は総合運動施設、名取スポーツパークの跡地に大規模な工業団地を整備する方針を明らかにしました。
名取スポーツパーク=愛称ナスパの跡地を工業団地とする方針は、21日の県議会で示されました。
東北電力の運動施設だったナスパは一般開放もされてきましたが、震災の被害を受けたことなどから2012年に閉鎖されました。
2018年に長野県の学校法人が取得してからも老朽化が進み、ほぼ使われなくなっていました。
県は、県南部にも自動車や半導体の企業を誘致したい考えで、適地としてナスパの跡地を選んだということです。
県は年度内に跡地全域の72.4ヘクタールを購入し、2034年度に新しい工業団地を開業させる予定です。