東北電力は21日午後、女川原発2号機の原子炉を計測機器の不具合による交換作業のため計画停止しました。

 女川原発2号機では5月から6月、格納容器と圧力抑制室の水素の濃度を測る機器のうち2つで異常な数値が出る不具合が起きていました。残る2つの機器は正常で、原子炉は運転を続けていました。

 4つの機器を交換するため21日午前1時に2号機の発電を止め、約12時間後の午後1時過ぎに原子炉を冷温停止しました。

 計測機器の交換作業は、10日ほどかかる見通しということです。