宮城県石巻市の海岸に大量のカキ殻が流れ着いている問題で県は9月、地元とも協力して海岸の清掃活動することになりました。

 石巻市の長浜海岸周辺では、以前から大量のカキ殻が打ち揚げられていましたが、7月の津波で更に増え2年続けて海水浴場が開設できませんでした。

 県は8月に入り、カキ殻の漂着状況をモニタリングしてきました。日によって増えたり減ったりしていて、漂着を繰り返している可能性があります。

 そこで、海岸のカキ殻を回収して変化を確かめるため、地元の人たちと協力して清掃活動することにしました。

 清掃活動は、9月1日午前7時半から2時間を予定しています。県はボランティアの参加者に、軍手や飲み物、タオル雨具などを用意するよう呼び掛けています。