東日本大震災の津波を受けて閉校した、仙台市宮城野区の小学校の跡地に、かつてあった公園が復活しました。
中野小学校の跡地に建つ、なかの伝承の丘の隣にオープンしたのは、西原公園です。
かつても同じ場所に公園があり、地域の人たちに親しまれましたが、津波の被害を受けて使えなくなり、学校も震災から5年後に閉校しました。
その後、仙台市が学校の跡地にも敷地を広げる形で公園を再整備。以前より7割ほど広い約1.8ヘクタールに、大型遊具なども設けてリニューアルしました。
開園式では中野小学校で受け継がれていた中野小太鼓が、地元の中学生らによって演奏されました。
訪れた中野小の卒業生は「きれいになって、周りにもバイオマスもできて、すごく発展したと思う。自分の子供もできて、これからまた地元でいろいろ遊びたいと思う」と話していました。
仙台市は、今年度中に幼児向けの遊具3基を増やすことにしています。