ベガルタ仙台は24日、2位のジェフユナイテッド千葉を完封勝利、6試合ぶりの勝ち点3をつかみました。今後につながる大きな勝利です。

 前節まで5試合勝利が無いベガルタですが、ホームのユアテックスタジアム仙台には1万6000人を超えるサポーターが集まり、声をからします。

 荒木駿太選手「鳥肌が立つくらい大きかった。勝ちを見せられない中で、あれだけの声量で応援してくれる。あれで燃えない人は絶対にいない」

 ベガルタは序盤からエンジン全開、フォワード荒木は相手ディフェンダーをかわしてシュートを放ちます。

 前半38分、小林から荒木につながるとクロスボールに武田が見事に頭で押し込みました。武田にとって高校時代以来というヘディングでのゴールで1−0!ベガルタがリードを奪います。

 この日のベガルタは1人1人が球際で力強さを発揮し、攻守に激しく気迫あふれるプレーが続きます。

 1点リードで折り返すと、終盤も選手たちは全力で走り続けます。最後まで集中力は途切れませんでした。

 千葉を相手に完封勝利、6試合ぶりの勝ち点3。今季初めてユアスタが歓喜に包まれました。

 武田英寿選手「勝てない試合が続いた上位対決で、この勝利を機にシーズン最後までチーム全員で高め合って、良い試合ができれば」

 森山佳郎監督「(今後の)ターニングポイントになる試合ができた。みんなの気持ちがこもった、サポーターの思いが結実したゲームだった」

【24日】仙台1−0千葉@ユアテックスタジアム仙台