宮城県女川町の駅前商業エリアで、冬の夜を彩るイルミネーションのイベントが開催されています。

 女川湾を望む駅前商業エリアでは、街路樹に約2万個のLED電球が輝き、駅前広場から海岸広場まで続くレンガ道を優しく照らしています。

 訪れた人は、幻想的なイルミネーションを写真に収めるなどして夜の散策を楽しんでいました。

 「いつもは朝日を見たり、あるいはこいのぼりの季節に見に来たりしたけども、光るとまたしみじみといいよね。良い感じだと僕は思います」「とてもきれいだなって思います。冬が来たな、みたいな感じです」「町が彩って、町でやってくれてるのでこのままこういうのが続いてくれればいいなと」

 女川駅前商業エリアは12月、開業から10年を迎えます。

 東日本大震災で壊滅的な被害を受け、駅前周辺も津波によってかつての姿を失いました。震災から4年後の2015年、人を呼び込む拠点として駅前商業エリアがオープンし、店舗数を拡大しながらにぎわいを生み出し続けています。

 駅前商業エリアの冬に彩りを添えるイルミネーションイベント、1月11日までの開催です。