将棋の王座戦五番勝負がシンガポールで開幕しました。藤井聡太七冠に同学年のライバル、伊藤匠叡王が挑みます。

 4日午前に始まった王座戦は、藤井七冠にとっておととしのベトナム以来の海外対局となります。

 藤井七冠は、観光の時間をとるなどして「リラックスした良いコンディションで対局に臨める」と話しています。

 一方、タイトルを独占していた藤井七冠から唯一タイトルを奪った伊藤叡王は「一手一手最善を尽くす」と、二冠目獲得に向け闘志を燃やします。

 将棋界を担う同学年の対局は、4日中に勝負が決まる見通しです。